DKです。
一口に『ねこ』といっても種類が滅茶苦茶あります。
ロシアンブルー、マンチカンやスコティッシュフォールド、メインクーンやアメリカンショートヘア、ペルシャ等がそれに該当します。
種類で模様や重さ、性格等が違います。
この記事では『ペルシャ』についてお話ししていきます。
- ペルシャってどんなねこ?
- ペルシャの生態は?
- ペルシャを飼育する時の注意点
- ペルシャの気になるお値段
1.ペルシャってどんなねこ?
ネコの品種の一つで、原産国はイラン。イランの旧名称がペルシアであったためそこからきているとされています。
長毛種の代表格で、昔からショーキャットとして世に認めれているネコ種。
長く密集した被毛に加え、ずんぐりむっくりな体型、短い足、離れた両目に幅の広い顔といった特徴があります。
横顔は特に特徴的で、額・鼻・あごが一直線に並びます。
2.ペルシャの生態は?
ペルシャの性格は
- 非常に温和
- 飼い主に従順
- 温厚なので多頭飼いにも向いている
- マイペース
- 鳴く事が少ない
- 運動はあまり好きではない
毛色のバリエーションが滅茶苦茶豊富で100を超える。
3.ペルシャを飼育する時の注意点
ペルシャは自前の長く密集した被毛を自身でちゃんと毛繕いする事が非常に難しいネコ種です。
その為、飼い主がほぼ毎日のように毛のお手入れをしてあげる必要があります。
また、その特徴であるつぶれた鼻は、鼻涙管を圧迫している為に涙が出やすくなっています。ですので、こまめに目ヤニを除去してあげる事も必要で、目ヤニが固まってしまっている時は、湿らせたティッシュで優しく拭き取ってあげると良いです。
ネコの健康の為に屋内で飼育することが望ましいです。
ねこは基本的に夜行性の動物です。安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。
留守番をさせる際には、入ってはいけない場所はちゃんと制限しましょう。
誤食を避ける為にも片付けは必須です。
眼瞼縁(まぶた)の全て、又は一部が内側に巻かれて結膜や角膜を傷つける「眼瞼内反」。
正常に涙の排出が出来ない為に涙があふれて来る「流涙症」。
心不全を起こしたり、大動脈血栓閉栓症により後ろ足が麻痺するという症状がでる「肥大型心筋症」。突然死する事も有り得ます。
遺伝的に腎臓に嚢胞が出来て機能が低下していく「多発性嚢胞腎」。
シュウ酸カルシウムという尿石が出来やすい傾向にある「尿石症」や「尿結石」。
運動不足による「肥満症」。それに付帯する「糖尿病」
ペルシャに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
4.ペルシャの気になるお値段
ペルシャには様々なカラーバリエーションがあり、その色によって特有の呼び名が付けられていることも有ります。そのバリエーションは100を超えるとも言われています。
一番の特徴としては、フワフワで華麗な長毛と、大きくて丸い銅色の目、とても低く潰れたような鼻でしょう。性格はとても穏やかで、どんなご家庭でも飼育しやすい品種のネコとして、世界中で愛されています。
ペルシャは毛色のバリエーションがとても豊富ですが、毛色での値段はあまり大差がありません。
ですが、個体別で値段が大きく異なるようです。
ペルシャってどんなねこ?
ネコの品種の一つで、原産国はイラン。イランの旧名称がペルシアであったためそこからきているとされています。
長毛種の代表格で、19世紀後半に世界初の公式キャットショーにも登場し、古くからショーキャットとして世に認めれているネコ種です。
長く密集した被毛に加え、ずんぐりむっくりな体型、短く骨太な足、離れた両目に幅の広い顔、鼻は低めで上を向いてるといった特徴があります。
横顔は特に特徴的で、額・鼻・あごが一直線に並びます。
愛嬌のある顔をしていますが、堂々とした風格があり気品も兼ね備えている為、『ネコの王様』と言われる事も有ります。
ネコ種の中でも最高のボリュームを誇る長くて分厚い被毛で包まれた優美な姿をしていますが、その立派な被毛の為、夏には少々弱いところがあります。
とにかくカラーバリエーションが豊富なのも特徴の一つです。
ペルシャの生態は?
ペルシャの性格は
- 非常に温和
- 飼い主に従順
- 温厚なので多頭飼いにも向いている
- マイペース
- 鳴く事が少ない
- 運動はあまり好きではない
毛色のバリエーションが滅茶苦茶豊富で100を超える。
長毛ネコのキング&クイーンと揶揄される事もあるペルシャ。そのゴージャスなロングヘアに特徴的な顔が愛らしいネコです。
おっとりしていてとても温和な性格の子が多い為「猫を飼う時はペルシャ」と決めている人もいる程の人気なのです。
先程もお話ししたようにとてもゴージャスなロングヘアの持ち主であるペルシャ。その性格は総じて控えめで大人しい子が多いネコ種ですが、毛色によって多少違う傾向が見られます。
シルバー&ゴールデンはプライドがとても高いのが特徴で、飼い主への信頼はとても強い子が多い傾向にありますし、タビーは「ペルシャの道化師」というニックネームを付けられるほど明るく、物怖じしない子が多いなど色々な傾向が見られます。
ただ、絶対という訳ではないのでコミュニケーションを通して見極めてあげてください。
顔つきも特徴的で、顔の形は真ん丸。そして鼻ぺちゃ。
目と目の間に深いへこみがあり、「ノーズブレイク」と呼ばれています。
大きな丸い目は少し離れていて表情をかわいらしくみせており、ぷっくりとして豊満な頬はウィスカーパッドへとつながり、垂れ下がったようなマズルがこの何とも言えない独特な愛らしい表情を作り出しています。
体格はというと骨太でコビー(短胴)、そして筋肉がしっかりと付いており足は太くて短く、足先は丸くてやや大きめです。尻尾はふさふさですが短く、襟毛がゴージャスですが、首は太く短いです。
大きさ的には猫の中で「中くらい」である。
- 体長
- 約60~80㎝
- 体重
- オス 3.0~5.5㎏
- メス 3.0~5.0㎏
ペルシャを飼育する時の注意点
ペルシャは自前の長く密集した被毛を自身でちゃんと毛繕いする事が非常に難しいネコ種です。
その為、飼い主がほぼ毎日のように毛のお手入れをしてあげる必要があります。
また、その特徴であるつぶれた鼻は、鼻涙管を圧迫している為に涙が出やすくなっています。ですので、こまめに目ヤニを除去してあげる事も必要で、目ヤニが固まってしまっている時は、湿らせたティッシュで優しく拭き取ってあげると良いです。
ネコの健康の為に屋内で飼育することが望ましいです。
ねこは基本的に夜行性の動物です。安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。
留守番をさせる際には、入ってはいけない場所はちゃんと制限しましょう。
誤食を避ける為にも片付けは必須です。
眼瞼縁(まぶた)の全て、又は一部が内側に巻かれて結膜や角膜を傷つける「眼瞼内反」。
正常に涙の排出が出来ない為に涙があふれて来る「流涙症」。
心不全を起こしたり、大動脈血栓閉栓症により後ろ足が麻痺するという症状がでる「肥大型心筋症」。突然死する事も有り得ます。
遺伝的に腎臓に嚢胞が出来て機能が低下していく「多発性嚢胞腎」。
シュウ酸カルシウムという尿石が出来やすい傾向にある「尿石症」や「尿結石」。
運動不足による「肥満症」。それに付帯する「糖尿病」。
ペルシャに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
ペルシャの育て方
「子猫」
生後1年までのネコを「子猫」と呼びます。
成長の速さには個人差がありますが、キャットフードの中にも「1歳までの子猫用」等と書かれていることからも1歳がおおよその目安です。
子猫の時期の中でも特に「生後3か月頃」までが非常に重要な時期になります。
ねこは急速に成長しますが、「生後3か月頃」までの記憶を成猫になっても覚えているそうです。その間に受けた嫌な思いや辛い経験をすると記憶に深く残ってしまう為、育て方には十分に注意し我が子のように愛情を持って育てましょう。
「生後3か月頃までの育て方で、そのねこちゃんの性格や生涯の健康状態をも左右し得る」とも言われるぐらいです。
1歳までの子猫の時期は成長期です。栄養価の高いバランスの良い食事を与え、たくさん遊んで運動させてください。将来のケガの防止対策として骨や組織を丈夫にするため、高たんぱくな食事も良いとされています。肥満になりにくい体質や、丈夫な体づくりとあなたとの信頼関係も築けて一石二鳥どころか一石三鳥にもなります。
「ペルシャ」は賢い子も多い為、ねこの中でも比較的しつけのしやすい種類です。トイレや誤飲、怪我を誘発するような遊びやいたずらに対しては「してはいけない事」としてしっかりとしつけましょう。
我が子でもそうですが、『ダメなモノはダメ』なのですから。
もう一つ。子猫は私たち人間の赤ちゃんと同じく「夜泣きならぬ夜鳴き」をする事があります。しかし、かまったり甘えさせることはやめた方が良いでしょう。
鳴けばかまってもらえると勘違いしてしまい、結果として大人になっても癖として「夜鳴き」をしてしまう可能性があるからです。
もし、チビが夜鳴きをした場合は、クッションや毛布、おもちゃ等を与えてあなたは知らん振りをするか、寝てください。
どのねこちゃんもそうですが、子猫の期間にたくさん愛情を与えることで、あなたの事を母親のように信頼してくれることでしょう。そして、性格も温和で人懐こく、甘えん坊さんになるとも言われているそうです。
その為、子猫の時期の接し方はネコちゃんとの確固たる信頼関係を築くのに非常に重要な時期だと言えます。
出来ればこの頃に信頼できる獣医さんを探しておくと良いでしょう。
「成猫」
成猫は生後1歳~7歳頃までの猫ちゃんを「成猫」と呼びます。
成猫となると子猫用のフードを卒業して、成猫用のフードに切替えてください。
適度な運動量と適切な食事をあげて、適正体重約3㎏~5.5㎏を維持するように心がけましょう。肥満になると途端に病気のリスクが高まります。去勢や避妊の手術後は太りやすくなってしまいます。
活発さが減り、消費エネルギーが減少するせいですので、体型や体重に注意を払ってください。
体型に合わせた環境作りも飼い主であるあなたの責任ですので、ストレスフリーな快適空間を整えてあげましょう。
「シニア猫」
シニア猫は生後7歳頃からのねこを呼びます。「老猫」とも表されます。
成猫と比べ、運動量や噛む力も弱くなる為、シニア用フードに切替えてください。
個体差や年齢もありますが、総じて寝ていることが多くなってきます。
そして人間でもそうですが、高齢になると病気の発症率や感染率も高くなる傾向にあります。
治るスピードも免疫力も衰えている為、命に係わる事も少なくありません。
健康管理には十分気を付け、健康診断を定期的に行う事を推奨します。
もし、気になる事があれば直ぐに掛かり付けの獣医さんに相談してください。
どの年代のネコちゃんにも我が子同然、家族のような愛情を向けてあげてください。
ペルシャの病気
ここからちょっと暗いお話しになってしまいますが、飼い主さんやこれから飼い主さんにある方には絶対に知っておいてもらいたい内容です。
愛猫の健康に関する事は飼い主の責任でもありますので、しっかり勉強して、愛猫との生活を明るいものにしていきましょう。
何か体調に不具合が出た場合はすぐに獣医師の診察を受けましょう。
眼瞼縁(まぶた)の全て、又は一部が内側に巻かれて結膜や角膜を傷つける「眼瞼内反」。
正常に涙の排出が出来ない為に涙があふれて来る「流涙症」。
心不全を起こしたり、大動脈血栓閉栓症により後ろ足が麻痺するという症状がでる「肥大型心筋症」。突然死する事も有り得ます。
遺伝的に腎臓に嚢胞が出来て機能が低下していく「多発性嚢胞腎」。
シュウ酸カルシウムという尿石が出来やすい傾向にある「尿石症」や「尿結石」。
運動不足による「肥満症」。それに付帯する「糖尿病」
眼瞼内反
鼻の低いネコ種や老齢のネコに時々見られる病気で、眼瞼縁(まぶた)のすべて、または一部が内側に折り返された状態になり、結膜や角膜表面を毛の生えた皮膚が刺激を引き起こし、目の表面に傷を付ける事がある病気です。
流涙症
正常な涙の排出が出来ないため、涙が溢れるといった症状が出ます。正常な涙の排出とは鼻涙管という管を通って鼻へ流れる事と指します。
頭部や眼瞼(まぶた)の形状に関係があると考えられていますが、現状解明はされていません。
放置すると皮膚がただれる事も有ります。
肥大型心筋症
「肥大型心筋症」は、ねこにとってとても多い心臓病の一つとして知られています。
この病気は若年の内からも発症する場合もありますが、基本的に多くは高年齢での発症が多く、尚且つメスネコよりもオスネコの方が患いやすいと言われています。
病状の進行に伴い「大動脈血栓塞栓症」に罹り、後肢の麻痺や「心不全」等により、突然死する危険もある病気です。
気づく時にはかなり病状が進行していることが多い病気です。
その為、定期的な健康診断やレントゲン、エコー等を獣医師先生と相談しながら受けさせましょう。
症状が出る前からのケアが大切です。
仕草がおかしいと思ったら病院へ連れていきましょう。
多発性嚢胞腎
どんな病気かというと、腎臓に多くの嚢胞が出来る事による、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。
嚢胞とは水がたまった袋状のモノの事を言います。
発症はとても早い段階から起きる事も有り、2歳頃までに発症すると8歳程度までしか生きられない事が多い。歳をとると共に嚢胞が増え、その結果腎臓の組織を圧迫し、腎機能が段々弱っていきます。
長期間無症状であることも多く、中年齢以降で腎不全が起こり発見されるケースが多いです。
症状は腎不全と同じ症状に見舞われます。
- 食欲不振
- 多飲多尿
- 脱水
- 体重の急激な減少
- 嘔吐
等の症状がみられることが多いです。
そして悲しい事にこの「多発性嚢胞腎」は治療法の確立がされていません。
したがって腎不全に対する治療が行われる事となります。
腎不全の治療は、機能を回復させるのではなく、今機能している腎機能の温存です。つまり「治す」のではなく、「抑える」若しくは「遅らせる」目的で行われます。
- たんぱく質やリンの制限を目的とした食事療法。
- 脱水症状緩和の点滴治療
- その他の投薬治療
が基本的な治療です。
その他、症状に合わせて
- 嘔吐がある場合は吐き気止めの投与
- 高血圧なら血圧を下げる薬の投与
等が行われます。
尿石症
体内のミネラル成分が集まって結晶や結石を作ってしまう病気です。細菌の感染や、体質、食事等が主な原因となります。
結石は主に膀胱や尿道、腎臓に形成されます。症状としては血尿や頻尿と、場合によっては尿道が詰まり尿が排出できなくなってしまう事もある怖い病気です。
尿路結石症
尿路結石症とは、尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)に結石が出来る病気です。
- 水分不足
- ストレス
- 食生活
- 環境
- トイレに行く回数が増える(普通のネコの排尿は約2回/日)
- 頻繁にトイレに行くが少量の尿しか出ない
- トイレにいる時間が長い(うずまっている)
- 排尿時に鳴く
- トイレ以外の場所で排尿する
- 尿の色が赤やオレンジ、茶色
- 陰部や腹部を頻繁に舐める
- お腹や足を触ると痛がる
- 尿と一緒に砂状の結晶や結石が出る(猫砂がキラキラ光って見える)
- 排尿できない
治療方法は結石の種類や大きさ、またネコちゃんの状態によっても異なりますが、主に食事療法と投薬、外科手術になります。
この病気は再発の下亜農政が高い為、常時新鮮な水を用意して、なるべくストレスのたまらないような環境を整えてあげてください。併せて食事の内容を見直すのも予防につながります。
膀胱結石
「膀胱結石」とは、ネコにとっては比較的多い病気の一つで、膀胱内で尿中のミネラルが結晶化して、膀胱内に結石が出来る病気です。
ネコは元来、水分の摂取量が少ないと言われていて、その事が結石を生み出す要因の一つだと言われています。
他にもストレス、肥満、食事が原因とも。
人間でも結石が出来ると想像を絶する痛みらしいのですが、それは猫も同じ。
体内に生じる異物の為、激痛に見舞われ、酷いと尿が出なくなり「尿毒症」を引き起こしたり、血尿が出る事も。
- 水を飲ませる。
- トイレを我慢させないような環境にする。
- バランスの取れた食事。
- 適度な運動。
以上4点が非常に重要です。
普段から気にかけ、これは?と思ったら直ぐに医師の診察を受けてください。
肥満症
ペルシャに限った事ではありませんが、「肥満」は体に良いとは言えません。人間でも他の動物でも同じことが言えるのですが、「肥満」は他の病気の引き金にもなり得ます。
「肥満」が原因でなる病気の代表格と言えば「糖尿病」です。
糖尿病は膵臓が分泌するインスリンのバランスが崩れて、血糖値のコントロールがうまく出来なくなってしまいます。
症状は水分を取る量が増え、それに伴う尿の増加等があげられます。
それに「ストレス」も主な要因となり、血糖値が急激に上がり下がりをする為、できるだけ緩和するような環境づくりにも力を入れてください。
ペルシャは猫の中で中型の大きさになります。体はそこまで大きくはありませんが肥満になると関節に負担がかかり、関節炎になる危険があります。
関節炎は関節と関節をつなぐ部分のクッションの役割を果たしてくれる軟骨に炎症が起きてしまいます。ジャンプしたり歩いたりという基本動作にも支障が出てきます。
関節炎はとても痛みを伴う病気ですが、ネコはその性格で痛みを我慢して平静を装ってしまう事も有ります。そして症状が悪化し、気づかず重症化してしまい治療が遅れる事もあります。
人間でもねこでも「肥満」は生活習慣から起こるので、しっかり運動させ標準体重の維持を心掛けましょう。
糖尿病
糖尿病は膵臓から分泌されるインスリン不足や、インスリンへの身体の反応力の低下などによって血糖値が上がる病気です。
- 多飲多尿
- 被毛の艶が悪くなる
- 食欲不振、食欲増進
- 体重の減少
- 寝ている時間が長くなる
- 皮膚の乾燥・脱水
糖尿病は患ったら最後、完治する事はありません。インスリン注射や食事療法で対処していくことになります。
肥満が原因でかかりやすくなる為、運動量を増やすなどして適正な体重を維持するようにしっかりと管理をしていくことが重要です。
糖尿病は「腎不全」「肝硬変」「急性膵炎」などの合併症を引き起こすリスクが高くなる為注意が必要です。
ペルシャを飼う上で必ず必要なモノとあればうれしいモノ
ペルシャに限らず、ねこを飼育する上でまず必要なモノは何と言っても環境です。
戸建でも、マンションでも、アパートにおいても「ネコは鳴く動物」であることを忘れてはいけません。発情期や何かを訴える時にも猫たちは鳴いて意思表示をします。近隣の方の迷惑にならないようにして、人間もねこも快適でストレスの無い環境を整えましょう。
「ペルシャ」は活発に運動する事や遊ぶ事が少ないネコ種です。のんびり静かに寛げるスペースを確保しましょう。
しかし、運動は肥満防止の観点からも必要不可欠な為、キャットタワーなどの設置は良いかもしれません。上下運動のできるキャットタワーは様々な種類があるので、組み合わせてみるのもおすすめですし、DIYで自身で作成するのもますます愛情が湧く為非常におすすめです。
餌や水の容器はなるべく倒れにくい物を選ぶと良いです。足の長さによって体高が違う為、その子にあった容器の高さも考慮して選択するべきですね。
ネコの爪はとても鋭く、他っておくと飼い主や家、家具等は勿論の事、当のネコ自身も怪我をする事になる為に爪ケア用品は必須です。
短毛タイプ長毛タイプ共にブラッシングは必要で、特に長毛タイプは病気の発症にもかかわる為、これも事前に準備しておきましょう。
ネコは暖かくふかふかな場所を好む性質がある為、リラックスできてゆっくり寝られるクッションや家も用意してあげましょう。
「ペルシャ」に限らず、ねこちゃんを移動させる手段の一つとして「キャリーケース」は必要です。車の運転時や自転車やバイクでの移動中の思わぬ行動をとられない為にもキャリーケースに入れて移動させましょう。
この世の終わりのような声で訴えてきますが、ねこちゃんの事を思い心を鬼にして!
- ご飯皿
- ご飯
- 水飲み容器
- 飲み水
- トイレ容器
- トイレ砂、シート
- 爪切り
- 爪とぎ
- ブラッシング用品
- 寝床グッズ
- キャリーケース
- キャットタワー
- おもちゃ
- ケージ
- 首輪
- シャンプー
- オーラルケアグッズ
しつけの仕方
「ペルシャ」が比較的賢い子が多いく、しつけがしやすいからと大声で怒鳴ったり、きつく怒る等のしつけはやめてください。
ネコちゃんは臆病でビビりな性格な子が多いので、大きな声や音、又は体罰めいた攻撃的なしつけはかえって逆効果になります。
飼い主であるあなたの事を「嫌い」になったり、「敵」と認識されてしまい、結果としてますます言う事を聞かない子になってしまいます。
叱る時は、「大きな声で怒鳴る」「大きな音を立てて威嚇する」「叩く」等は行わず、『鼻先を軽くぺちっと』する程度で十分です。
水の入った霧吹きを散布するのも有効です。
しつけと称して無理やりに芸を仕込むのもお勧めしません。
とても賢い「ペルシャ」ですが、トイレや危険行動等のしつけは必要最低限ですが、それ以外の「出来たらいいな」くらいのしつけは、逆に猫のストレスになってしまいます。
飼っている猫ちゃんとのコミュニケーションとして、「美味しいおやつ」や「特別なご飯」をあげる時等に遊びの一環としてするのが良いでしょう。
ペルシャの気になるお値段
ペルシャには様々なカラーバリエーションがあり、その色によって特有の呼び名が付けられていることも有ります。そのバリエーションは100を超えるとも言われています。
一番の特徴としては、フワフワで華麗な長毛と、大きくて丸い銅色の目、とても低く潰れたような鼻でしょう。性格はとても穏やかで、どんなご家庭でも飼育しやすい品種のネコとして、世界中で愛されています。
ペルシャは毛色のバリエーションがとても豊富ですが、毛色での値段はあまり大差がありません。
ですが、個体別で値段が大きく異なるようです。
ペルシャを飼うには
- ブリーダー
- ペットショップ
- 里親
の3タイプから選択する事ができます。
ペルシャはカラーバリエーションが豊富な為、毛色での価格差はあまり内容です。その代わりと言っては何ですが、個々の個性(毛色や毛様。性格など)で価格が違うようです。
ペルシャのお迎え費用は月齢や多少の経路で差がありますが、平均で5万~40万円程度。
毛色よりも個々の血統や毛並み、体格や顔つき、年齢などで金額が変わります。
予防接種や避妊・去勢手術費用
予防接種は猫自身を感染症から守る意味でもしっかりと受けさせてあげてください。
費用は¥3,000~¥4,000前後です。
受けさせる時期は獣医師に相談するといいでしょう。目安は最初は生後1か月、二回目は生後2か月目で三回目は生後3か月目に行うと良いです。
避妊や去勢の手術の事も頭に置いておいてください。
発情期を迎えたネコちゃんたちは交尾が出来ないと非常に強いストレスを感じてしまいます。室内での飼育時でもこの手術を受けさせておくことが望ましいですが、女の子はお腹を開かなくてはならない為、男の子よりも高額になります。
基本的には日帰りできますが、症状によってはお泊りするケースもあります。
男の子の去勢手術費用は¥15,000~¥20,000前後
女の子の避妊手術費用は¥20,000~¥30,000前後
ペルシャのまとめ
さて、大人気の品種「ペルシャ」のあれこれをまとめてみました。
とても大人しい性格の子が多いネコ種です。活発に遊んだり高いところへ登って運動するようなことは基本的は好みません。
歩き回って運動できるように少し広いスペースを設けて、ストレスなく自由に動き回ることが出来るように工夫が必要です。気が向けばおもちゃでも遊ぶため一応の用意があるといいでしょう。
毛が長い為、抜け毛の時期以外でも部屋のお掃除はこまめにするようにしましょう。抜け毛の絡みやすい「絨毯」や「カーペット」等はやめておいた方が無難です。掃除がしにくくなります。
他の長毛ネコ種同様に室温の調節には少し気を配ってください。
ペルシャに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
一般的なネコの平均的な寿命は14~15歳前後です。それに対してペルシャの平均年齢は10~17歳くらいと言われています。
購入等をされる方は「お店」または「ブリーダー」が
- 本当に信用できるのか?
- 飼育環境は劣悪で無いか?
- サポートは?
- 当の本人(猫ちゃん)は元気か?
等、思いつくありとあらゆる事を調べて、納得した上でお迎えすることをお勧めします。
お迎えしたら「ウチの子が一番!」と言えるように愛情を持って育てていきたいですね。
ココまで読んでいただきありがとうございました。