DKです。
一口に『ねこ』といっても種類が滅茶苦茶あります。
メインクーンやアメリカンショートヘア、マンチカンやスコティッシュフォールド、ノルウェージャンフォレストキャット等がそれに該当します。
種類で模様や重さ、性格等が違います。個体差ももちろんありますが・・・・
この記事では『メインクーン』についてお話ししていきます。
- メインクーンってどんなねこ?
- メインクーンの生態は?
- メインクーンを飼育する時の注意点
- メインクーンの気になるお値段
1.メインクーンってどんなねこ?
メインクーンはイエネコの中でも最も大きくなる品種の一つです。穏やかな巨人という意味の「ジェントルジャイアント」という愛称を持ち、別名「アメリカンロングヘア」とも呼ばれる通り長毛種でとても賢く、遊ぶ事が好きな子が多いネコ種です。
一般的にはアメリカ合衆国のニューイングランド地方メイン州が原産とされており、メイン州公認の「州ネコ」に認定されています。アメリカの最古にして最大の品種です。
2.メインクーンの生態は?
メインクーンの性格は
- 人懐こい
- 温厚
- 賢い
- 遊ぶ事が大好き
- とても協調性がある
とにかく、大きさが最大の特徴です。
3.メインクーンを飼育する時の注意点
メインクーンは人懐こくて、温和でとても優しい性格の子が多いネコです。このねこは特に賢い為、人間と対等の関係であると考えて付き合っていく位が丁度良いと言われています。
人と過ごすことが好きで、飼い主と共に行動することをとても好みます。
留守番をさせる際には、入ってはいけない場所はちゃんと制限しましょう。
誤食を避ける為にも片付けは必須です。
心不全を起こしたり、大動脈血栓閉栓症により後ろ足が麻痺するという症状がでる「肥大型心筋症」。突然死する事も有り得ます。
遺伝的にかかりやすい「脊髄性筋萎縮症」と「多発性嚢胞腎」。
胃や腸などの消化器管内で毛玉が出来て詰まってしまう「毛球症」。
メインクーンに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
4.メインクーンの気になるお値段
メインクーンはイエネコの中でも最も大きくなる品種の一つですが、その大きな体に似合わず鳴き声はとても小さく静かです。
子猫の内からお迎えした方が飼い主に懐きやすく、しつけもしやすい事と多頭飼いへの順応性等の多数のメリットがあります。
優しくて温和な気質の子が多い為、他のネコはもちろんの事、人間の子供や何と犬とまで仲良くやっていけるので、初心者にもおすすめできる品種のネコです。
毛色や模様による価格の差はあまりありませんが、血統等では価格差があり高額になります。
DKです。 一口に『ねこ』といっても種類が滅茶苦茶あります。 マンチカン、スコティッシュフォールド、メインクーンやロシアンブルー、アメリカンショートヘアやペルシャ等がそれに該当します。 種類で模様や重さ、性格等が違います。 この記事では […]
メインクーンってどんなねこ?
メインクーンはイエネコの中でも最も大きくなる品種の一つです。穏やかな巨人という意味の「ジェントルジャイアント」という愛称を持ち、別名「アメリカンロングヘア」とも呼ばれる通り長毛種でとても賢く、遊ぶ事が好きな子が多いネコ種です。
一般的にはアメリカ合衆国のニューイングランド地方メイン州が原産とされており、メイン州公認の「州ネコ」に認定されています。アメリカの最古にして最大の品種です。
起源が諸説ありますが、中でも信ぴょう性の高いモノは北欧に生息していた猫がバイキング又は交易のルートで北米へ渡り、現地のネコと交配したことで誕生した猫が祖先とする説です。ノルウェージャンフォレストキャットと共通する部分が多い事から有力視されています。
カラダがとても大きくて筋肉質、がっしりとした骨格を持っており、長い被毛に覆われています。特に広い胸幅に立派な飾り毛と尻尾の毛の量が多いのが特徴です。とてもゴージャス感満載で存在感もあるネコ種で、寒暖の厳しい気候を生き抜いてきた逞しさも併せ持っています。
メインクーンの生態は?
メインクーンの性格は
- 人懐こい
- 温厚
- 賢い
- 遊ぶ事が大好き
- とても協調性がある
とにかく、大きさが最大の特徴です。
メインクーンはがっちりとした骨格に広い胸板、立派な飾り毛を持っていて、とても体の大きなねこ種です。
毛色は様々なモノがあり、耳は尖って多くの毛が生えています。
特徴としては
- 毛がふさふさなとがった耳
- 全体的にがっちりしていて骨太な感じ
- 肉球の間にも毛が生えやすい
- ふさふさで長い尻尾
- モフモフで長い毛
等があげられます。
メインクーンはゴージャスな長い被毛が特徴的なネコですが、その立派な毛並みのせいで暑さには弱いです。夏の閉め切った室内にエアコンをかけずに放置する事の無いように注意しましょう。
大きさ的には猫の中で「最大級」である。
- 体長
- 約100㎝前後
- 体重
- オス 6.0~8.0㎏くらい(10㎏超える事もしばしば)
- メス 4.0~6.0㎏くらい
メインクーンを飼育する時の注意点
メインクーンは人懐こくて、温和でとても優しい性格の子が多いネコです。このねこは特に賢い為、人間と対等の関係であると考えて付き合っていく位が丁度良いと言われています。
人と過ごすことが好きで、飼い主と共に行動することをとても好みます。
留守番をさせる際には、入ってはいけない場所はちゃんと制限しましょう。
誤食を避ける為にも片付けは必須です。
心不全を起こしたり、大動脈血栓閉栓症により後ろ足が麻痺するという症状がでる「肥大型心筋症」。突然死する事も有り得ます。
遺伝的にかかりやすい「脊髄性筋萎縮症」と「多発性嚢胞腎」。
胃や腸などの消化器管内で毛玉が出来て詰まってしまう「毛球症」。
メインクーンに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
メインクーンの育て方
「子猫」
生後1年までのネコを「子猫」と呼びます。
成長の速さには個人差がありますが、キャットフードの中にも「1歳までの子猫用」等と書かれていることからも1歳がおおよその目安です。
子猫の時期の中でも特に「生後3か月頃」までが非常に重要な時期になります。
ねこは急速に成長しますが、「生後3か月頃」までの記憶を成猫になっても覚えているそうです。その間に受けた嫌な思いや辛い経験をすると記憶に深く残ってしまう為、育て方には十分に注意し我が子のように愛情を持って育てましょう。
「生後3か月頃までの育て方で、そのねこちゃんの性格や生涯の健康状態をも左右し得る」とも言われるぐらいです。
しかし「メインクーン」は成長が遅い種類です。精神面等は凡そ他の品種のねこちゃん達と同様生後12か月ごろまでで成熟しますが、筋肉などの運動能力を司る部分の発達が追い付かず、完全な成猫になるには約3~5年の歳月を要します。これは体の大きさが関係していると言われています。
1歳までの子猫の時期は成長期です。栄養価の高いバランスの良い食事を与え、たくさん遊んで運動させてください。将来のケガの防止対策として骨や組織を丈夫にするため、高たんぱくな食事も良いとされています。肥満になりにくい体質や、丈夫な体づくりとあなたとの信頼関係も築けて一石二鳥どころか一石三鳥にもなります。
「メインクーン」は賢い子も多い為、ねこの中でも比較的しつけのしやすい種類です。トイレや誤飲、怪我を誘発するような遊びやいたずらに対しては「してはいけない事」としてしっかりとしつけましょう。
我が子でもそうですが、『ダメなモノはダメ』なのですから。
もう一つ。子猫は私たち人間の赤ちゃんと同じく「夜泣きならぬ夜鳴き」をする事があります。しかし、かまったり甘えさせることはやめた方が良いでしょう。
鳴けばかまってもらえると勘違いしてしまい、結果として大人になっても癖として「夜鳴き」をしてしまう可能性があるからです。
もし、チビが夜鳴きをした場合は、クッションや毛布、おもちゃ等を与えてあなたは知らん振りをするか、寝てください。
どのねこちゃんもそうですが、子猫の期間にたくさん愛情を与えることで、あなたの事を母親のように信頼してくれることでしょう。そして、性格も温和で人懐こく、甘えん坊さんになるとも言われているそうです。
その為、子猫の時期の接し方はネコちゃんとの確固たる信頼関係を築くのに非常に重要な時期だと言えます。
出来ればこの頃に信頼できる獣医さんを探しておくと良いでしょう。
「成猫」
通常、成猫は生後1歳~7歳頃までの猫ちゃんを「成猫」と呼びますが「メインクーン」は成熟するのに3~5年の歳月を有します。その事から成猫の期間が短く3歳~7歳頃までの猫ちゃんを「成猫」と呼びます。
成猫となると子猫用のフードを卒業して、成猫用のフードに切替えてください。
適度な運動量と適切な食事をあげて、適正体重オス約6㎏~8㎏、メス約4㎏~6㎏を維持するように心がけましょう。肥満になると途端に病気のリスクが高まります。去勢や避妊の手術後は太りやすくなってしまいますので、より注意が必要です。
活発さが減り、消費エネルギーが減少するせいですので、体型や体重に注意を払ってください。
体型に合わせた環境作りも飼い主であるあなたの責任ですので、ストレスフリーな快適空間を整えてあげましょう。
「シニア猫」
シニア猫は生後7歳頃からのねこを呼びます。「老猫」とも表されます。
成猫と比べ、運動量や噛む力も弱くなる為、シニア用フードに切替えてください。
個体差や年齢もありますが、総じて寝ていることが多くなってきます。
そして人間でもそうですが、高齢になると病気の発症率や感染率も高くなる傾向にあります。
治るスピードも免疫力も衰えている為、命に係わる事も少なくありません。
健康管理には十分気を付け、健康診断を定期的に行う事を推奨します。
もし、気になる事があれば直ぐに掛かり付けの獣医さんに相談してください。
どの年代のネコちゃんにも我が子同然、家族のような愛情を向けてあげてください。
メインクーンの病気
ここからちょっと暗いお話しになってしまいますが、飼い主さんやこれから飼い主さんにある方には絶対に知っておいてもらいたい内容です。
愛猫の健康に関する事は飼い主の責任でもありますので、しっかり勉強して、愛猫との生活を明るいものにしていきましょう。
何か体調に不具合が出た場合はすぐに獣医師の診察を受けましょう。
肥大型心筋症
「肥大型心筋症」は、ねこにとってとても多い心臓病の一つとして知られています。
この病気は若年の内からも発症する場合もありますが、基本的に多くは高年齢での発症が多く、メインクーン全体の3割の子がこの遺伝子を持っているとされている。
病状の進行に伴い「大動脈血栓塞栓症」に罹り、後肢の麻痺や「心不全」等により、突然死する危険もある病気です。
気づく時にはかなり病状が進行していることが多い病気です。
その為、定期的な健康診断やレントゲン、エコー等を獣医師先生と相談しながら受けさせましょう。
症状が出る前からのケアが大切です。
仕草がおかしいと思ったら病院へ連れていきましょう。
脊髄性筋萎縮症
遺伝性の病気で、胴や四肢の筋肉を動かす脊髄の神経が消失する事により発生する。
症状は通常の場合、生後3~4か月で発症し、筋肉の萎縮、筋力の低下、短命等に繋がることの多い病気である。。この病気を発症する遺伝子は検査により発見することが可能である。
現段階では不治の病である。
多発性嚢胞腎
どんな病気かというと、腎臓に多くの嚢胞が出来る事による、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。
嚢胞とは水がたまった袋状のモノの事を言います。
発症はとても早い段階から起きる事も有り、2歳頃までに発症すると8歳程度までしか生きられない事が多い。歳をとると共に嚢胞が増え、その結果腎臓の組織を圧迫し、腎機能が段々弱っていきます。
遺伝性の先天性疾患の為、予防法もありません。
症状は腎不全と同じ症状に見舞われます。
- 食欲不振
- 多飲多尿
- 脱水
- 体重の急激な減少
- 嘔吐
等の症状がみられることが多いです。
そして悲しい事にこの「多発性嚢胞腎」は治療法の確立がされていません。
したがって腎不全に対する治療が行われる事となります。
腎不全の治療は、機能を回復させるのではなく、今機能している腎機能の温存です。つまり「治す」のではなく、「抑える」若しくは「遅らせる」目的で行われます。
- たんぱく質やリンの制限を目的とした食事療法。
- 脱水症状緩和の点滴治療
- その他の投薬治療
が基本的な治療です。
その他、症状に合わせて
- 嘔吐がある場合は吐き気止めの投与
- 高血圧なら血圧を下げる薬の投与
等が行われます。
この病気の恐ろしい所は「優性遺伝」になる事です。
両親のどちらかがこの病気を患っている場合、約半分の確率で遺伝してしまいます。
メインクーンを迎える場合は「多発性嚢胞腎」に罹る可能性がある事を念頭に置き、定期健診を受けてください。
毛球病
メインクーンは被毛が長いタイプのネコです。
メインクーンの毛並みはふわふわモフモフなので、手入れをしないと抜け毛が体表に溜まってこれを舐めて飲み込んでしまった猫が毛球病になってしまうのです。
ねこは毛繕いの際、毛をある程度飲み込んでしまうのですが、普通であればうんちと一緒に排出されます。でも、毛の量が多過ぎたり体調が優れなかったりすると、うまい具合に排出できずに体内に残ってしまい、その残った毛が球状に固まり、胃や腸を傷つけます。
通常は「毛玉除去剤」を舐めさせればっ治療できますが、ひどいと命の危機に瀕します。
症状は
- 食欲がなくなる
- 嘔吐
- 便秘
等があります。
肥満症
メインクーンに限った事ではありませんが、「肥満」は体に良いとは言えません。人間でも他の動物でも同じことが言えるのですが、「肥満」は他の病気の引き金にもなり得ます。
「肥満」が原因でなる病気の代表格と言えば「糖尿病」です。
糖尿病は膵臓が分泌するインスリンのバランスが崩れて、血糖値のコントロールがうまく出来なくなってしまいます。
症状は水分を取る量が増え、それに伴う尿の増加等があげられます。
それに「ストレス」も主な要因となり、血糖値が急激に上がり下がりをする為、できるだけ緩和するような環境づくりにも力を入れてください。
メインクーンは猫の中で超特大の大きさになります。肥満になると関節に負担がかかり、関節炎になる危険があります。
関節炎は関節と関節をつなぐ部分のクッションの役割を果たしてくれる軟骨に炎症が起きてしまいます。ジャンプしたり歩いたりという基本動作にも支障が出てきます。
関節炎はとても痛みを伴う病気ですが、ネコはその性格で痛みを我慢して平静を装ってしまう事も有ります。そして症状が悪化し、気づかず重症化してしまい治療が遅れる事もあります。
人間でもねこでも「肥満」は生活習慣から起こるので、しっかり運動させ標準体重の維持を心掛けましょう。
熱中症
熱中症は体内にこもった熱を体外に逃がすことが出来ず、中枢神経の機能異常や循環不全を引き起こした状態の事で、最悪の場合は命に関わる恐ろしいモノです。
人間でも年に何人もの方がこの症状で無くなります。猫ちゃんは発汗しないので、体温を下げるのが上手ではない子が多く、「メインクーン」は寒さには長い被毛を持っている為強いですが、その被毛のおかげでこの症状になりやすいと言えます。
よくある原因としては
- 気温や湿度が高く、風通しの悪い場所に閉じ込められていた。
- 水分補給が出来ずに長時間放置されていた。
等があげられます。
- 元気がない
- 嘔吐
- 下痢
- よだれが出る
- 震え
- ふらつき
等、人間に見られる症状とよく似ています。
上記のような症状が見られたら体を冷やすことを最優先します。
- 風通しの良い場所やクーラーの利いた涼しい場所へねこを移動させる。
- 水で濡らしたタオルで全身をつつむ。
- 霧吹きで水をかける。
これらの対処をし、急いで体温を下げながら、獣医さんへ連絡を取り大至急診察を受けてください。
遺伝性溶血性貧血(赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症)
ピルビン酸キナーゼという酵素が遺伝的に欠乏する事により、赤血球に異常が起こり壊れる病気です。
発症すると慢性的な貧血を引き起こす可能性があります。
異常な赤血球は脾臓で分解される為、脾臓の腫大も見られるこたが多い。
メインクーンを飼う上で必ず必要なモノとあればうれしいモノ
メインクーンに限らず、ねこを飼育する上でまず必要なモノは何と言っても環境です。
戸建でも、マンションでも、アパートにおいても「ネコは鳴く動物」であることを忘れてはいけません。発情期や何かを訴える時にも猫たちは鳴いて意思表示をします。近隣の方の迷惑にならないようにして、人間もねこも快適でストレスの無い環境を整えましょう。
「メインクーン」は運動する事や遊ぶ事が大好きなネコ種です。動きに制限がかかるとストレスを感じる為、のびのび遊べるスペースを確保しましょう。
上下運動のできるキャットタワーは様々な種類があるので、組み合わせてみるのもおすすめですし、DIYで自身で作成するのもますます愛情が湧く為非常におすすめです。成長すると大きく重くなる為、固定は必須です。
餌や水の容器はなるべく倒れにくい物を選ぶと良いです。足の長さによって体高が違う為、その子にあった容器の高さも考慮して選択するべきですね。
ネコの爪はとても鋭く、他っておくと飼い主や家、家具等は勿論の事、当のネコ自身も怪我をする事になる為に爪ケア用品は必須です。
短毛タイプ長毛タイプ共にブラッシングは必要で、特に長毛タイプは病気の発症にもかかわる為、これも事前に準備しておきましょう。
ネコは暖かくふかふかな場所を好む性質がある為、リラックスできてゆっくり寝られるクッションや家も用意してあげましょう。
「メインクーン」に限らず、ねこちゃんを移動させる手段の一つとして「キャリーケース」は必要です。車の運転時や自転車やバイクでの移動中の思わぬ行動をとられない為にもキャリーケースに入れて移動させましょう。
この世の終わりのような声で訴えてきますが、ねこちゃんの事を思い心を鬼にして!
- ご飯皿
- ご飯
- 水飲み容器
- 飲み水
- トイレ容器
- トイレ砂、シート
- 爪切り
- 爪とぎ
- ブラッシング用品
- 寝床グッズ
- キャリーケース
- キャットタワー
- おもちゃ
- ケージ
- 首輪
- シャンプー
- オーラルケアグッズ
しつけの仕方
「メインクーン」が比較的賢い子が多いく、しつけがしやすいからと大声で怒鳴ったり、きつく怒る等のしつけはやめてください。
基本的にネコちゃんは臆病でビビりな性格な子が多いので、大きな声や音、又は体罰めいた攻撃的なしつけはかえって逆効果になります。
飼い主であるあなたの事を「嫌い」になったり、「敵」と認識されてしまい、結果としてますます言う事を聞かない子になってしまいます。
叱る時は、「大きな声で怒鳴る」「大きな音を立てて威嚇する」「叩く」等は行わず、『鼻先を軽くぺちっと』する程度で十分です。
水の入った霧吹きを散布するのも有効です。
しつけと称して無理やりに芸を仕込むのもお勧めしません。
とても賢く忍耐強い「メインクーン」ですが、トイレや危険行動等のしつけは必要最低限ですが、それ以外の「出来たらいいな」くらいのしつけは、逆に猫のストレスになってしまいます。
飼っている猫ちゃんとのコミュニケーションとして、「美味しいおやつ」や「特別なご飯」をあげる時等に遊びの一環としてするのが良いでしょう。
メインクーンの気になるお値段
メインクーンはイエネコの中でも最も大きくなる品種の一つですが、その大きな体に似合わず鳴き声はとても小さく静かです。
子猫の内からお迎えした方が飼い主に懐きやすく、しつけもしやすい事と多頭飼いへの順応性等の多数のメリットがあります。
優しくて温和な気質の子が多い為、他のネコはもちろんの事、人間の子供や何と犬とまで仲良くやっていけるので、初心者にもおすすめできる品種のネコです。
毛色や模様による価格の差はあまりありませんが、血統等では価格差があり高額になります。
メインクーンを飼うには
- ブリーダー
- ペットショップ
- 里親
の3タイプから選択する事ができます。
メインクーンは毛色や模様によって価格の差はあまりありません。お迎え費用の差は血統によるところが大きいです。
メインクーンのお迎え費用は平均で11万~45万円程度。
人気の毛色はブラウンですが、縞模様であるタビーが入っているのが特徴です。シンプルな「ブラウンタビー」、「ブラウンクラシックタビー」「ブラウンタビー&ホワイト」などがあります。
- ホワイト系
- 平均約27万円程
- クリーム系
- 平均約20万円程
- ブルー系
- 平均約21万円程
- ブラウン系
- 平均約21万円程
- レッド系
- 平均約22万円程
- キャリコ系(三毛)
- 平均約27万円程
- シルバー系
- 平均約22万円程
- ブラック系
- 平均約20万円程
- トーティー
- 平均約31万円程
予防接種や避妊・去勢手術費用
予防接種は猫自身を感染症から守る意味でもしっかりと受けさせてあげてください。
費用は¥3,000~¥4,000前後です。
受けさせる時期は獣医師に相談するといいでしょう。目安は最初は生後1か月、二回目は生後2か月目で三回目は生後3か月目に行うと良いです。
避妊や去勢の手術の事も頭に置いておいてください。
発情期を迎えたネコちゃんたちは交尾が出来ないと非常に強いストレスを感じてしまいます。室内での飼育時でもこの手術を受けさせておくことが望ましいですが、女の子はお腹を開かなくてはならない為、男の子よりも高額になります。
基本的には日帰りできますが、症状によってはお泊りするケースもあります。
男の子の去勢手術費用は¥15,000~¥20,000前後
女の子の避妊手術費用は¥20,000~¥30,000前後
メインクーンのまとめ
さて、大人気の品種「メインクーン」のあれこれをまとめてみました。
とても活発で元気いっぱいのネコ種で、穏やかな性格とあまり鳴かないのでどんな家庭でも迎えやすい種類の1つになります。
子供や他のネコ、はたまた犬との共存も可能な子もいます。他のネコ種同様、高齢になると特に腎臓病や心臓病に注意が必要になります。何より超巨大になります。
その事を理解した上で飼育されることを願います。
メインクーンに限らずですが、飼育するなら家族同然に扱う事が絶対条件です。
一般的なネコの平均的な寿命は14~15歳前後です。それに対してメインクーンの平均年齢は11~14歳くらいと言われています。
購入等をされる方は「お店」または「ブリーダー」が
- 本当に信用できるのか?
- 飼育環境は劣悪で無いか?
- サポートは?
- 当の本人(猫ちゃん)は元気か?
等、思いつくありとあらゆる事を調べて、納得した上でお迎えすることをお勧めします。
ブラウンタビーの子でもトーティーの子でもお迎えしたら「ウチの子が一番!」と言えるように愛情を持って育てていきたいですね。
ココまで読んでいただきありがとうございました。